コーヒー摂取量と血中アディポネクチンの関連:横断解析

研究ファイルNo.105:コーヒーを飲むと「やせホルモン」が増えるのか?

 コーヒーは世界中で飲用されている飲料の一つで、死亡リスクや様々な病気のリスクを低減させる可能性があると報告されています。これまでの我々の研究でも、コーヒーを多く飲む人(特にフィルターコーヒーやインスタントコーヒー)は、循環器疾患やがんのリスクであるメタボリック症候群やその構成因子(高血圧、高血糖、高中性脂肪、低HDLコレステロール)を有する割合が低いことが分かっています(研究ファイルNo.89 )。今回我々は、このような関連がみられたメカニズムとして「アディポネクチン」が関与しているのではないかと考えました。

 アディポネクチンは、巷では「善玉ホルモン」や「やせホルモン」と呼ばれることもあり、血液中のアディポネクチン濃度が高いと、①体内の脂肪を燃焼させる、②動脈硬化になりにくくなる、③インスリン(血糖値を下げるホルモン)の効果が高くなるなどのメリットがあることが分かっています。しかし、このアディポネクチンの血中濃度は、肥満のある方では低いことも分かっています。

 このような背景から我々は、肥満の有無に分けてコーヒー摂取量と血中アディポネクチン濃度の関連を検討することとしました。 続きを読む

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複数形質ポリジェニックリスクスコア,非遺伝的要因,循環器疾患死亡:14,086名の日本人集団を対象としたコホート研究

研究ファイルNo.104:複数形質の遺伝的リスクと非遺伝的要因の組み合わせた解析

 2000年代から,疾患や形質と関与する遺伝的多型を網羅的に探索するゲノムワイド関連解析研究(GWAS)が行われてきました.これらの研究成果を活用したポストGWAS研究として,それぞれの遺伝的多型の効果を足し合わすことで,特定の疾患に関する個人の遺伝的リスクを推定する「ポリジェニックリスクスコア(PRS)」が注目されています.我々はこれまでもPRSに関する研究を実施しており,J-MICC Plusにもその研究成果が掲載されています(研究ファイルNo.80 , 研究ファイルNo.99 ).

 本研究では,J-MICC研究の参加者のうち遺伝子型を同定している対象者について,心血管代謝に関わる6つの形質(血圧,体格指数(BMI),中性脂肪,LDLコレステロール,腎機能,糖代謝)のPRSを組み合わせた「マルチトレイト・ポリジェニックリスクスコア(Multi-trait PRS)」を作成しました.そして,約12年間の追跡調査によりMulti-trait PRSと全死亡および循環器疾患の死亡との関連を解析しました.また,喫煙習慣や飲酒習慣のような修正可能な生活習慣,教育歴といった社会的な要因によって,Multi-trait PRSで定義される遺伝的リスクがどの程度変動し得るか合わせて調査しました. 続きを読む

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尿中ホルモンのバランスと糖尿病・高血圧の関係

研究ファイルNo.103:尿中コルチゾール/コルチゾン比レベルによって、糖尿病と高血圧の併存リスクが変わる?



 
 高血圧と2型糖尿病は、いずれも心血管疾患や腎障害などの重大な合併症リスクを高める疾患であり、両者が併存することでそのリスクはさらに増大します。実際、糖尿病患者さんの20〜60%が高血圧を併発しているとされ、治療抵抗性のケースも少なくありません。

 体の中では、「コルチゾール(活性型)」と「コルチゾン(非活性型)」というホルモンがバランスをとっており、ストレスや炎症、血圧の調整に関わる「グルココルチコイド」というホルモンの一種です。この2つの比率(=尿中コルチゾール/コルチゾン比)は、11β-HSDという酵素の働きを反映しています。この酵素が活発だと、コルチゾンがコルチゾールに多く変わり、血圧を上げる「ミネラルコルチコイド受容体(MR)」を強く刺激すると考えられています(図1)。つまり、この比率が高い人は、血圧が上がりやすい体質かもしれないということです。

図1.ミネラルコルチコイドの活性化に起因する糖尿病と高血圧

佐賀大学マスコットキャラクター‘かっちーくん’

 この研究では、「尿中のコルチゾール/コルチゾン比が、糖尿病と高血圧の関係に影響しているのでは?」という疑問をもとに調査が行われました。対象となったのは、J-MICC研究(日本多施設共同コホート研究)の佐賀地域の40~69歳の6931人の地域住民です。この方たちの尿サンプルを集め、液体クロマトグラフィーと質量分析を用いてコルチゾールとコルチゾンを測定しました。 続きを読む

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運動が生物学的年齢に与える影響とは?-エピジェネティック・クロックを用いた運動と老化の関係

研究ファイルNo.102:運動時間を増やすと生物学的年齢の進行(老化)を遅らせる?

【はじめに】

「年齢」とは通常、暦(こよみ)上の年数を指しますが、私たちの体内では一人ひとり異なるスピードで老化が進行しています。これは「生物学的年齢」と呼ばれ、同じ暦年齢でも健康状態や老化の進み具合が異なることがあります。この生物学的年齢を測定するための新しい手法として、「エピジェネティック・クロック」が近年注目されています。エピジェネティック・クロックは、DNAを構成するACGTの4種類の塩基のうち、CとGが並んだ場所(CpGと呼びます)に小さな分子であるメチル基(-CH3)が結合するDNAメチル化という化学的修飾のパターンを解析することで、実際の体の状態を反映した年齢を推定する方法です。

【方法】

今回の研究では、2005〜2007年にJ-MICC研究(佐賀地区)のベースライン調査に参加した40~69歳の一般住民867名(男性475名、女性392名)を対象に、このエピジェネティック・クロックと日常の運動や座りがちな生活(座位時間)との関係を調べました。特に、運動の時間と強度がどのように老化に影響を与えるのかを分析することで、運動習慣が健康維持にどのような効果をもたらすのかを明らかにすることを目的としました。

これまでに行われてきた研究では、自己申告による運動量を用いることが一般的でしたが、そうした主観的なデータには不正確さが伴います。そこで、本研究では、客観的な運動量を評価できる小型の活動量計による測定データを解析に用いました。

本解析では、DNAメチル化情報を基に、老化関連の疾患リスクを反映する「PhenoAge」と、寿命予測に関連する「GrimAge」という2つのエピジェネティック・クロックの指標を用いて、生物学的年齢を推定しました。

統計解析では年齢、性別、喫煙習慣、飲酒習慣、教育歴、DNAメチル化の測定手法、活動量計の装着時間や覚醒時間等を共変量として回帰分析を行いました。 続きを読む

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がんリスクにおける代謝表現型の意義

研究ファイルNo.101:肥満と代謝異常の組み合わせでがんリスクが変わる?

 肥満は世界中で深刻な公衆衛生上の問題の一つです。肥満を抱える人は世界、日本で増え続けています。また、肥満はその他の代謝異常(高血圧、高血糖、脂質異常)とともにメタボリック症候群を形成し、循環器疾患やがんのリスクと関係することが知られています。一方で、肥満はあるけれど、その他の代謝異常は無く健康な人もいれば、肥満はないけれど、その他の代謝異常を抱えて不健康な人がいることが注目されています。このような肥満の有無と、その他の代謝異常の有無による分類を「代謝表現型」と言います。

 代謝表現型それぞれは遺伝的背景も含めて病態に違いがあることが示唆されています。代謝表現型と全がん、部位別がん罹患との関係性について、ヨーロッパにおける研究がいくつか知られています。一方で、肥満の有病率は少なく、かつ肥満の健康への影響は大きいことが示唆されているアジアでは、十分な検討はなされていません。また代謝表現型は通常、検査データを用いて定義づけを行いますが、一人ひとり検査を行うことは時間とコストがかかります。自己申告の既往歴の情報で定義することができれば、より簡便であり大規模な研究を行う上で有用です。本研究では代謝表現型とがんとの関係性について検査データ、自己申告の既往歴の情報それぞれで定義した代謝表現型を用いて検討しました。 続きを読む

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食品群摂取量と高感度CRPに関する横断的検討

研究ファイルNo.100:どの食品群が慢性炎症に影響するか?


 慢性炎症は体の免疫反応が持続した状態であり、慢性炎症を持つ方では糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、がんや死亡のリスクが高くなることが分かっています。そして、健康的な食事パターン(地中海式食事法、 Dietary Approaches Stop Hypertension [DASH食]など)を取っている方では、慢性炎症の状態になりにくいことが示されています。これらの健康的な食事パターンは、野菜、果物、魚、ナッツ、全粒穀物を多く食べ、赤身肉(牛肉や豚肉)、加工肉(ハムやベーコン)、精製した穀物の摂取を控えるという特徴を持ちます。しかし、これらの食事パターンに含まれる食品群のうち、いずれが慢性炎症に影響するのかについて十分なことが分かっていませんでした。そこで私たちは、先行研究の対象となった食品群のいずれが、慢性炎症の指標である高感度C反応性タンパク(高感度CRP)に影響するのかを横断研究により検討しました。

 今回の検討では、J-MICC研究のベースライン調査に参加された滋賀、福岡、九州・沖縄地区の対象者13,648名(35−69歳)のデータを用いました。検討対象とした食品群は米飯、パン、赤身肉、加工肉、鶏肉、乳製品、魚、野菜、果物、ナッツ、コーヒー、緑茶です。統計解析では線形回帰モデルを用い、共変量(食品群と慢性炎症の両方に影響すると考えられる要因)とともに食品群を互いに調整することで、食品群間の相関による影響を取り除いた効果(各食品群が慢性炎症に及ぼす独立した効果)を推定しました。
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血圧のポリジェニックリスクスコアと循環器疾患による死亡との関連

研究ファイルNo.99:血圧の遺伝的背景によって循環器疾患死亡のリスクが異なる

 従来のゲノム医学研究では,疾患や形質と関連する遺伝的な要因を網羅的に探索するゲノムワイド関連解析研究(GWAS)が盛んに行われ,多くの遺伝的多型が同定されてきました.これに続くポストGWAS研究の1つとして,それぞれの遺伝的多型の効果を足し合わせて求めるポリジェニックリスクスコア(PRS)が注目されています.以前J-MICC Plusで紹介した成果でも血圧のPRSと血圧測定値が関連することを報告しています(Fujii R, et al. Circ Gen Precis Med, 2022, 研究ファイルNo.80 ).

 本研究では,J-MICC研究の参加者のうち遺伝子型を同定している9,296人で血圧のPRSを計算し,全死因による死亡および循環器疾患による死亡との関連を縦断的に調査しました.また,喫煙,飲酒,塩分摂取量といった修正可能な生活習慣によって遺伝的リスクがどの程度変動し得るか合わせて調査しました.

 結果として,PRSが高い人ほど循環器疾患による死亡リスクが高いことが明らかになりました.たとえば,収縮期血圧のPRSが最も高いグループ(上位10%)では,リスクが中程度のグループ(20-80%)と比べて循環器疾患による死亡リスクが約3.7倍高くなるという結果が得られました(図1).同様に,拡張期血圧のPRSでも,上位10%では約2.9倍のリスク増加が確認されました.
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1日7時間以上の座位時間・身体活動と乳がん罹患リスクとの関連

研究ファイルNo.98:1日7時間以上座っていると乳がん罹患リスクが上昇

 乳がんは日本人女性で罹患率が最も高いがんです。がんは生活習慣、環境要因、遺伝子など、様々な原因が組み合わさることで発症しますが、35%ほどは生活習慣を改善することで予防できると言われています。日本人の乳がん罹患の原因のうち、およそ5%は運動不足に起因していると言われ、運動は乳がん罹患のリスクを下げる効果があります。

 近年、長時間の座位行動(横たわるなども含む)は、健康に悪影響を与えるものと分かってきており、2020年に改定されたWHO身体活動・座位行動のガイドラインにおいても「健康を害する行動」として位置づけられ、座位行動を減らすように推奨されています。国際標準化身体活動質問票2011年のデータによると、日本人の座位時間は世界で一番長く、中央値は1日当たり7時間という結果が出ており、座位時間を減らすことは日本人にとって優先されるべき課題となっています。座位時間とがん罹患の関連についても海外では指摘され始めていますが、1日の座位時間と乳がん罹患の関係を示した報告はまだありません。本研究では座位時間と乳がん罹患の関連を明らかにし、さらに運動することがその関連の解消になるかについて分析を行いました。

 本研究では3.6万人を超える日本人女性を9.4年間(中央値)追跡したデータを用いて1日の座位時間と乳がん罹患の関係を分析しました。さらに、余暇の運動量として代謝当量(METs[hour/day])、余暇の運動頻度、1日の歩行時間と座位時間を掛け合わせた影響を分析しました。 続きを読む

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小魚摂取と死亡リスクとの関連

研究ファイルNo.97:私たちに身近な小魚を食べることは将来の死亡リスクに影響を与えているか

 日本人にはシシャモ、しらすなどの小魚を食べる習慣があります。このような小魚は「頭・内臓・骨を丸ごと食べることができる」という特徴があり、これらを捨てて身だけを食べる一般的な魚とは異なる食習慣で摂取されます。魚の頭・内臓・骨には、ビタミンAやカルシウムなどの疾病予防に関わる栄養素が多く含まれており、これらを一度に摂取できる小魚は、現代の私たちに不足しがちな栄養素の大切な摂取源と考えられています。小魚に含まれる栄養素の摂取は、血圧を低下させて動脈硬化を防いだり、一部のがんを予防したりすることが報告されており、ヒトの疾病予防における役割があらためて注目されています。また、深刻な栄養不足に悩む発展途上国において、手ごろな価格の小魚が重要な栄養源になりうると指摘する報告もあります。

 先行する国内外の疫学研究は、魚の摂取習慣が全死亡、循環器疾患死亡、一部のがん死亡のリスクを下げる可能性を示しています。しかし、小魚の摂取に着目して死亡リスクとの関連を調べた研究はほとんどありません。そこで本研究では、日本多施設共同コーホート研究(J-MICC Study: Japan Multi-Institutional Collaborative Cohort Study)の参加者の追跡調査データにもとづいて、小魚摂取頻度と死亡リスクとの関連を評価しました。

 研究対象者はJ-MICC Studyのベースライン調査の参加者のうち、分析に必要なデータがすべてそろっており、がん・循環器疾患の既往がない80,802人(男性34,555人、女性46,247人)で、平均追跡期間はおよそ9年です。小魚の摂取頻度は、食物摂取頻度調査票によって調査し、死亡リスクに影響を与える参加者の年齢、喫煙・飲酒習慣、BMI、各種栄養素摂取量などを統計学的に調整した上で分析を行いました。 続きを読む

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ALDH2 rs671遺伝型層別GWASメタ解析により明らかとなった日本人の飲酒行動の遺伝的構造とその食道がんリスクへの影響

研究ファイルNo.96:日本人の飲酒行動を決定づける遺伝的構造

 飲酒は様々な疾患や障害に関連します。アルコールの代謝に関わる酵素ALDH2の遺伝子(ALDH2)には、日本人の飲酒行動に最も強力な影響を与える遺伝的要因となる、重要な遺伝的な違い(バリアント)が存在します。その重要なバリアントは、ALDH2遺伝子上の特定の場所にある1つの塩基がGからAに変化する一塩基多型(SNP)で、「rs671」と呼ばれています。rs671により、日本人は、GG型、GA型、AA型という3つの遺伝型に分けられ、どの遺伝型を持つかによって飲酒行動に明確な違いがあります。GG型の場合、アセトアルデヒドを代謝できるため飲酒後のフラッシング反応が起こりにくく、飲酒する傾向にあります。欧米系集団ではほとんどがこの GG型です。一方、AA型はアセトアルデヒドの分解能力が極めて低くほぼ飲酒しません。中間のGA型はGG型よりアセトアルデヒドの分解能力が低いものの、人によって幅広い飲酒パターンを示します。

 この遺伝型による飲酒行動の違いは、頭頸部がんや食道がんなどの飲酒関連がんのリスクにも大きく寄与します。飲酒してもアセトアルデヒドが蓄積しにくいGG型と飲酒をしないAA型は飲酒関連がんのリスクが低いのに対し、GA型は飲酒によるアセトアルデヒド曝露量の上昇に伴い飲酒関連がんの最も高いリスクを有します。このため、GA型の幅広い飲酒行動を決定する別の遺伝的要因の同定は、飲酒関連がんの個別化予防に寄与すると考えられます。

 本研究はまず、愛知県がんセンター病院疫学研究(HERPACC)、日本多施設共同コーホート研究(J-MICC Study)、多目的コホート研究(JPHC Study)及び東北メディカル・メガバンク計画(TMM)の4つの分子疫学研究を含む日本分子疫学コンソーシアム(J-CGE)、ながはまコホート(Nagahama)及びバイオバンク・ジャパン(BBJ)より収集された日本人集団175,672人の遺伝情報と飲酒行動の情報を用いて、日本人のゲノム全体の中からALDH2 rs671の遺伝型にかかわらず飲酒行動に関連するバリアントを探すゲノムワイド関連解析(GWAS)を行いました(「層別なし解析」)。その結果、ALDH2を含む6つの遺伝子領域(GCKR遺伝子、KLB遺伝子、ADH1B遺伝子、ALDH1B1遺伝子、ALDH1A1遺伝子、ALDH2遺伝子)上のSNPが飲酒関連バリアントとして同定されました。 続きを読む

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