研究ファイル No.6: 食事パターンと高感度CRP(血中炎症マーカー)との関連について
日本人の食事パターンと高感度CRPとの関連を検討しました。男女別に5つ(健康型/欧米型/魚介類型/パン食型/デザート型)の食事パターンを導きだしました。男性のCRPは、健康型、パン食型、デザート型で低くなり、魚介類型で高くなる傾向が見られました。一方、女性のCRPは、健康型で低くなり、欧米型で高くなる傾向が見られました。
日本人男女における健康型の食事パターンは、炎症の抑制と関連している可能性があります。
出典:
- Nanri H, Nakamura K, Hara M, Higaki Y, Imaizumi T, Taguchi N, Sakamoto T, Horita M, Shinchi K, Tanaka K. Association between dietary pattern and serum C-reactive protein in Japanese men and women. J Epidemiol. 2011;21:122-31.